テレビアンテナが錆びている！機能や耐久性に問題はない？

アンテナが錆びていると、場合によっては受信の感度が下がってしまったりすることがあります。防錆加工が施してあるアンテナであればめったに錆びることはありませんが、現在アンテナを設置してから時間が経過している場合には錆びてしまうことがあります。

結論として、アンテナが錆びている場合には近日に映りが悪くなってしまう可能性、錆が建物全体に映ってしまう可能性がありますので、余裕があれば交換することをおすすめします。

この記事では、アンテナが錆びている場合に起こりうる問題とアンテナが錆びてしまう原因、アンテナの錆を防止する方法とアンテナの交換を依頼する際の業者の選び方についてご紹介いたします。

テレビのアンテナが錆びていると起こる問題

アンテナの錆は致命的な問題の要因の一つとなることがあります。
ここから、テレビのアンテナの錆が原因になり起こりうる問題についてご紹介いたします。

耐久性が低下し屋根から落下する

金属が錆びてしまうと耐久性が低下してしまうのと同様に、アンテナも錆によって耐久性が低下します。

アンテナが倒れたり折れたりしてしまうと、電波を受信できなくなるだけでなく、屋根から落下し自分の車や隣家のエクステリアに被害を与えてしまう可能性があります。

多くの場合は火災保険を使用することで免責金額以上の金額を支払うことはありませんが、アンテナの錆があまりにもひどい状態だと、持ち主の管理不足による過失だとみなされ火災保険が下りない可能性があります。

電波の受信感度が悪くなる

電波の受信感度が悪くなりテレビの映りに影響を与える可能性があります。

メーカーにもよりますが、テレビが放送を表示するためには「アンテナレベル」と呼ばれる電波の強度を示す数値が60以上である必要があります。

アンテナが錆びているとテレビに届く電波が弱くなりアンテナレベルの基準値を下回り、ブロックノイズやそもそも映らなくなってしまう原因になります。

屋根馬が錆びてアンテナの固定が甘くなる

屋根馬とは、テレビアンテナを固定するために必要な土台のようなものです。

この屋根馬は錆びないような加工が施されていることが多いですが、アンテナ自体が錆びてしまうと、もらい錆によって錆びてしまうことがあります。屋根馬が錆びることによって固定が甘くなり、屋根から落下するなどの事故に繋がりやすくなってしまいます。

テレビのアンテナが錆びてしまう原因

テレビのアンテナが錆びてしまう原因について解説いたします。

アンテナに防錆加工がされていない

アンテナは基本的には常に外気にさらされているため、防錆加工をしないと雨などによって錆びてしまいます。

錆びやすい環境に置かれることを考慮して、ステンレスやアルミなどの錆びづらい金属で作られてはいますが。これらの金属も全く錆びない訳ではないため、時間の経過とともに錆びてしまいます。

屋根馬からのもらい錆

屋根馬がアンテナからのもらい錆で錆びてしまうと耐久性が低くなることをご紹介しましたが、その逆で屋根馬からのもらい錆でアンテナが錆びてしまうことがあります。

なんの加工も施されていない鉄製の屋根馬が使用されている場合には錆びやすいため、アンテナの交換を検討されている場合には屋根馬も一緒に交換しましょう。

海沿いの地域に住んでいる

基本的にアンテナは時間経過で錆びていくものですが、海沿いの地域にお住まいの場合は潮風による塩害によって他の地域よりも錆びやすくなってしまいます。

アンテナの寿命はおよそ10年と言われていますが、塩害にあってしまうと10年よりも短くなってしまう傾向があります。お住まいの地域の特性を考慮しアンテナのメンテナンス・交換を行いましょう。

テレビのアンテナの錆の対策・防止方法

アンテナを錆びづらくするためには、しっかりと対策を行う必要があります。
ここからはテレビアンテナの錆防止方法についてご紹介いたします。

テレビアンテナを塩害用のものに変更する

海沿いの地域にお住まいの方はアンテナを塩害用のものに変更することは有効な対策です。

潮風による塩害を防止するのは非常に困難です。アンテナ自体を塩害用のものに変える対策がテレビの映りなどに影響を与えずに錆対策ができる方法です。

ご検討されている方は、依頼したアンテナ工事専門業者の担当者にご相談ください。

デザインアンテナ(平面アンテナ)に変更する

デザインアンテナ(平面アンテナ)に変更することも有効な錆対策です。

デザインアンテナ(平面アンテナ)は、外壁の一面に取り付けるアンテナです。八木式アンテナとは違い中の構造が隠されており、一見してアンテナかどうかはわからないため、デザイン性の高さから人気のアンテナです。

中の構造が隠されているので錆びることが無いためおすすめの対策方法です。

ただし、外壁のどの面に取り付けるかが選べない事、地域によっては十分に電波を受信できなく取り付けられない可能性があることに注意してください。

アンテナを屋根裏に設置する

八木式アンテナは屋根の上に設置することが一般的ですが、実は屋根裏に設置することもできます。

屋根裏に設置するので当然雨に打たれることがなくなり、錆は発生しづらくなります。(全く錆びない訳ではありません)アンテナの移設工事のみですので、比較的安価に行うことができる対策です。

注意点として、デザインアンテナ(平面アンテナ)同様に電波が弱い地域では行えない可能性がありますので、ご検討されている方はアンテナ工事専門業者に相談の上決定してください。

錆止めを塗る

アンテナ、または屋根馬に錆止めを塗布することでアンテナの錆を防止することができます。

ですが、屋根に設置してある場合には屋根に登って直接塗布する必要があり高所での作業になってしまうためご自身で行うことはおすすめできません。アンテナ工事の専門業者にお願いするようにしましょう。

やむを得ずご自身で行う場合には必ず命綱などを使用して充分に注意して行ってください。

アンテナの錆にはしっかりと対処しましょう

アンテナの錆は、錆が原因で大きな問題につながることは少ないですが、大きな問題の要因の一つとなり得ます。錆を見つけた場合にはアンテナ工事専門業者に依頼し、然るべき対処をしましょう。

テレビのアンテナの錆を相談する業者の選び方

テレビのアンテナの錆を相談する業者を選ぶ際に見るべき点を解説いたします。

まとめ

今回はテレビのアンテナが錆びることによって起こる問題と錆びてしまう原因、錆の防止方法と相談する業者の選び方についてご紹介しました。

テレビのアンテナの錆はついつい後回しにしてしまいがちな問題ですが、しっかりと対処をすることはアンテナの寿命が延びたりなどで長期的に見ていい選択になります。大抵の業者は現地調査が無料なので一度現地調査のみ依頼してもいいかもしれません。

住空間本舗はテレビアンテナの錆の問題に対応可能。無料現地調査・お見積もりで自社管理の下修理・対応いたします。

住空間本舗は、群馬県の前橋市に拠点を置き、群馬、埼玉、栃木で住宅リフォームを行っている会社です。歴15年以上のベテラン職人が在籍しており、自社で管理施工することで、余計な中間マージンを削減し、コストを大幅に抑えることが可能となっています。

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