突然BSの特定のチャンネルのアンテナレベルが0に！？原因と対処法

BSを視聴しているときに突然特定のチャンネルの映りが悪くなってしまうことにお困りではないでしょうか。
BSなどの衛星放送は、その特性上地上波よりも電波が安定しない傾向にあるため電波障害が起こりやすいことから、実は特定のチャンネルだけ映らなくなってしまうことはさほど珍しい現象ではありません。

結論としては、この記事でご紹介する対処法を試した上で改善しない場合には、アンテナ工事専門業者へ依頼をするのが確実でしょう。

BSの特定のチャンネルのアンテナレベルが0になってしまう原因と自分で行える対処法、対処法を行っても改善せず業者に依頼する際の選び方について解説いたします。

BSの特定のチャンネルのアンテナレベルが突然0になってしまう6つの原因

BSなどの衛星放送は特性上電波障害が起こりやすいです。
よくある6つの原因をご紹介いたします。

BSアンテナの角度のズレ

BSアンテナの角度がズレていることはよくある原因です。

強風が吹いているとBSアンテナが風にあおられることで角度が変わり、それによって急にアンテナレベルが0になってしまいます。実はBSアンテナの角度や高さは環境によって繊細に設定されており、少しでもその位置からずれてしまうと上手に機能しなくなることがあります。

BSアンテナの角度をご確認ください。

BSアンテナ付近に障害物がある

BSアンテナ付近に障害物があることもよくある原因として挙げられます。

衛星放送には12GHz帯の電波が使われています。この電波は非常に高周波数帯であり、物体を貫通する力は弱いです。この障害物とは建物や山だけではなく、歩道橋などの小さなものから工事現場の重機まで様々なものが障害物となり得ます。

BSアンテナの角度がズレていなければ、周辺に障害物がないかをご確認ください。

BSアンテナコンバーターの不具合

BSアンテナコンバーターとは、BSアンテナのアーム部分のことです。
実はこのコンバータの先端部分には放射器と呼ばれるパーツがついており、この放射器はアンテナが受信した電波を適切な形式に変換する役割があります。このコンバータに不具合が起きてしまうと、テレビがアンテナを上手く認識できなくなってしまいます。

このBSアンテナコンバータはBSアンテナと一体型のことが多いので、この場合にはBSアンテナを丸ごと交換することになることが多いです。

配線のトラブル

この「配線」とは、テレビからテレビ端子の間だけではなくテレビ端子からアンテナまでの配線のことも含みます。

テレビからテレビ端子までを繋ぐアンテナケーブルが断線していたり接続が緩んでいることもあれば、テレビ端子からアンテナまでのブースターや分配器などに不具合が発生していることもあります。

内側の配線を自身で対処することは非常に難しいですが、テレビからテレビ端子までの配線であれば対処法があります。後述する自分でもできる対処法をご参考ください。

天候が悪い

BSなどの衛星放送は、そもそも天候に影響を受けやすいです。

衛星放送の電波は、雨や雪に反射し減衰していく特性があります。それに加えてBSアンテナがパラボラアンテナの場合には水分が膜を形成し、電波の受信を阻害します。
それによって一時的にアンテナレベルが0になってしまうことがあります。

一部のチャンネルのみそうなることもありますので、天候が回復するまで待って改めて様子をご確認ください。

BSアンテナの寿命

一般的なBSアンテナの寿命はおよそ10年と言われています。その耐用年数を過ぎてしまうと経年劣化によって電波を受信できなくなる可能性があります。
ですが、アンテナの寿命はお住まいの環境によって大きく変動します。
例えば、海沿いにお住まいの場合には潮風によって金属がさびやすくなり寿命は短くなりますし、反対に湿気の少ない地域であればアンテナの寿命は目安の10年よりも長くなる傾向にあります。

BSアンテナを設置した年を確認し、10年以上経過している場合にはBSアンテナの交換等ご検討ください。

BSの特定のチャンネルのアンテナレベルが突然0になってしまう時に自分で行っても良い対処法

自分で行っても良い対処法についてご紹介いたします。

テレビを再起動してみる

まずお試しいただきたいのがこの方法です。

アンテナから配線までなんの問題が無くてもテレビの調子が悪いせいでアンテナレベルが0になってしまうこともあります。これを行うだけで一発で解決する可能性もあるので、試してみる価値はあるでしょう。

注意点として、電源を落としてコンセントを抜いてから「1分」間をあけて再度挿しなおして起動する必要があります。しっかりと効果を得るために間を空けてから再起動しましょう。

B-CASカード(C-CASカード)の挿しなおし

B-CASカード(C-CASカード)が上手く認識されていない場合、通常は映らなくなってしまうことが多いですが、念のため行ってみましょう。B-CASカードのICチップ部分を綺麗に拭いて、挿しなおしてください。

注意点として、B-CASカード(C-CASカード)が元々刺さっていた向きをしっかりと確認することと、ICチップ部分は乾いた布で優しく拭くことに注意してください。
ICチップ部分に傷をつけてしまうと、B-CASカード(C-CASカード)の交換が必要になる可能性があります。

天候が悪い場合には回復するまで待つ

雨や雪が降っている場合には、それが原因の可能性があります。天候が回復してから改めて確認してみましょう。

天候が回復しましたら、BSアンテナについている水分をふき取ってください。水分が膜になってしまうことで電波の受信を妨げていることもありますので、必ずふき取ってください。

アンテナケーブルを短いものに交換する

アンテナケーブルを短いものに交換することも有効な対処法です。

実は、アンテナケーブルは長ければ長いほどケーブル内で受信した電波が減衰してしまいます。その結果、放送を表示するのに十分な電波の強度を下回ってしまいます。

しかし、これはアンテナ・配線に問題がないことが前提となりますので、まずはしっかりと原因の特定をすることをおすすめいたします。多くの専門業者は現地調査を無料としているため、原因の特定のためにご利用いただくのもいいかもしれません。

住空間本舗も現地調査は無料で行っているため、お困りの際はぜひ一度ご連絡ください。

それでも改善しない時にはアンテナ工事専門業者へ依頼しましょう

以上の対策を行っても改善しない場合には、専門の業者にお願いしましょう。
ご紹介した部分以外のことは、ご自身で対応することはあまりおすすめできません。

アンテナ工事専門業者へ現地調査を依頼することでしっかりと特定ができるため、一度依頼をするのがいいでしょう。大抵の業者の現地調査は無料です。ご自身で対処をして現状を悪化させてしまうより、余計な時間と費用をかけることなくアンテナ工事の専門業者を頼って早く・安く解決しましょう。

BSの特定のチャンネルのアンテナレベルが突然0になってしまう時に依頼するアンテナ専門業者の選び方

アンテナ専門業者を選ぶ際に見るべき点をご紹介いたします。

まとめ

BSの特定のチャンネルのアンテナレベルが0になってしまう原因と自分で行える対処法、対処法を行っても改善せず業者に依頼する際の選び方についてご紹介しました。

BSの特定のチャンネルのみ突然アンテナレベルが0になってしまうことは珍しくありません。この記事でご紹介した対処法を行ったうえで改善しない場合にはアンテナ工事専門業者の現地調査を利用して対応を考えてみましょう。

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住空間本舗は、群馬県の前橋市に拠点を置き、群馬、埼玉、栃木で住宅リフォームを行っている会社です。歴15年以上のベテラン職人が在籍しており、自社で管理施工することで、余計な中間マージンを削減し、コストを大幅に抑えることが可能となっています。

現地調査・お見積もりは無料となっております。ご相談だけでも結構です。ぜひ一度お問い合わせください！