雨が降るとマンションのBSだけが映らない!そうなってしまう理由とアンテナ修理が必要な可能性

ご自宅のマンションで個別にアンテナを設置して契約されているBSについて

「雨の日に映らなくなる・・・」

ということでお困りではありませんか?
そもそも雨は、衛星放送の電波を反射・吸収してしまう性質があります。その影響で電波が遮断されている可能性もありますが、風によるアンテナの位置・向きのズレや、そもそもアンテナの電波をキャッチする力が弱くなってしまっている可能性もあります。

この記事では雨の日にマンションでBSが映らなくなってしまう原因とその改善方法についてご紹介いたします。

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目次

なぜ雨が降るとマンションのBSが映らなくなってしまうのか

では、具体的に雨の日だけBSが映らなくなってしまう理由は何なのかを、アンテナの問題などの内的要因から暴雨や強風などの外的要因も含めて解説していきます。

雨粒が衛星放送(BSやCS)の電波を反射・吸収するから

ご存知かとは思いますが、BSは人工衛星から放送が行われる衛星放送という仕組みで放送されています。
この衛星放送の電波は雨粒に反射・吸収されるという性質があります。また、雨がアンテナの電波をキャッチする部分に膜を形成することで電波を遮断します。それによってマンションのBSアンテナにBS番組の視聴に必要な電波を十分にキャッチすることができなくなり、映らない・映ってもブロックノイズが発生してしまうということが起こってしまいます。

通常の強さほどの雨であれば影響が出ることはありませんが、あまりにも激しい雨が降っているとアンテナに問題が無くてもこういったことが起こる場合がありますので、一度天候が回復するまで待ってみましょう。

雨と一緒に吹いた強風によってBSアンテナの向きがズレたり傾いてしまうから

もしご自宅のマンションのBSアンテナが屋外に設置されている場合は、雨と一緒に吹いた強風によってアンテナの向きがズレたり傾いてしまうことにより、アンテナへ届く電波が不安定になりBSが映らなくなることがあります。

BSアンテナは設置の際に遮蔽物の有無など様々な外的要因に配慮をして設置をしています。
多少であればさほど影響はありませんが大きくずれてしまうと、映らなくなることがあります。

寿命が近い状態のBSアンテナが雨によって壊れてしまうから

BSアンテナを長く使用されている場合、経年劣化が進んでいると考えられるため雨によって壊れてしまうということも考えられます。アンテナの故障部分として最も多いのは、同軸ケーブルを接続する部分です。

使用環境にもよりますが、BSアンテナの寿命はおおよそ10年と言われています。
例えば、海沿いの地域では潮風の影響で金属部分が錆びやすく寿命は短くなりやすいですし、反対に湿度の低いカラッとした地域では寿命は長くなる傾向があります。

今お住まいの環境やアンテナの使用期間などを考慮し、BSアンテナの故障も疑ってみてください。

雨が降るとマンションのBSが映らなくなってしまうおおよその原因の特定方法

雨によってマンションのBSが映らなくなる様々な原因についてご紹介いたしました。では、ご自宅のBSが雨によって映らない理由は具体的に何なのでしょうか?

ここから、おおよその原因を特定する方法について解説していきます。

テレビ画面に表示されているエラーからおおよその原因が特定可能

現在雨が降っていてBSが映っていないという方は、テレビ画面に「E20〇」という形式のエラーコードが表示されているのではないでしょうか。そのエラーコードから現在放送を受信できていない理由が分かります。よく表示される3つのエラーを一緒に確認し、おおよその原因を特定しましょう。

E201

こちらのE201エラーは、「アンテナレベル(電波を受信する強度)が下がっている」状態のときに表示されるエラーコードです。このエラーコードが表示されているときには、「電波はアンテナに届いているが放送を表示できる強度はない」という状態であることになります。

「雨が降っているときにのみこのエラーコードが表示される」ということであれば、有力な原因は
「雨によって電波が弱くなり映らなくなっている」ということになります。天候が回復してからもう一度確認してみましょう。

E202

こちらのE202エラーは「アンテナに届いている電波が極めて弱い」状態か、「アンテナに電波が届いていない」状態のときに表示されるエラーコードです。このエラーコードが表示されているときには、「アンテナが電波を認識できていない」状態であるということになります。

ちなみに、このE202はテレビの機種によっては「0020」や「電波が受信できません」などと表示されることがありますが、E202と同じ意味です。

この場合にはアンテナに電波が届いている可能性もあるため一概には言えませんが、よほど強い雨でなければ
「アンテナ自体に何かしら問題が発生している」可能性も視野に入れて対応するべきでしょう。こちらも天候が回復してから再度ご確認いただくことをおすすめいたします。

E203

これは「テレビ局が番組自体を放送していない」、放送休止の状態に表示されるエラーコードです。E201、E202に比べて恐らくあまり表示されることはないでしょう。

このエラーコードが表示されているときには、まずは閲覧しようとしているBSのチャンネルが放送休止状態ではないかの確認をしてください。放送されていた場合には、テレビの再起動をしてみましょう。それで改善されることがあります。E201、もしくはE202に切り替わることが確認できるかと思います。

もしもずっとE203エラーが表示される場合には、「テレビ本体、配線、アンテナに問題が発生している」という可能性があります。その場合にはどこに問題があるのか特定するのは難しいので、専門の業者にご相談されることをおすすめいたします。

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雨が降るとBSが映らなくなることが多い場合はどうすればいい?

衛星放送の電波を雨粒が遮断する可能性がある以上、雨が降った際に映らなくなってしまうことはある程度は起こりうることだということを解説してきました。
ですが、雨の日に映らないことがあまりにも多いと困ってしまいますよね。

実はBS側もこの現象に対して全く対策をしていない訳ではなく、「降雨対応放送」というものを行うことがあります。これは、全く受信ができない状態を避けるために画質や音質を下げて放送をする技術のことです。

こちらが対策をすることで降雨対応放送の電波を受信し、「雨の日にBSが映らない」ということを減らすことができます。

BSアンテナをスプレーなどで防水加工する・アンテナ用防水グッズを使う

雨が降るとBSが映らなくなってしまう原因の一つとして、「アンテナに付着した雨粒が膜を形成して電波を遮断する」ものがあるということをご紹介させていただきました。

それを防ぐために、アンテナ自体にスプレーなどで防水加工を施しましょう。水を弾くような加工がしてあれば膜が形成され電波が遮断されることはなくなりますので、降雨対応放送の電波を受信できる可能性が高くなります。

アンテナに防水スプレーをかけるのは怖いという方は、アンテナ用防水グッズを使うことをおすすめいたします。
ホームセンターなどで販売されていますので、お近くのホームセンターに足を運んでみてください。

一つ注意しなくてはいけないのが、アンテナ用ではないものを使用してしまうことです。アンテナ用ではないブルーシートなどで保護をしてしまうと、障害物となり電波を遮断してしまう可能性があります。

アンテナを雨に影響されにくい高耐風モデルのものに変更する

アンテナの中には、風の影響でアンテナがズレにくく、雨の影響を受けにくい高耐風モデルと呼ばれるものがあります。そういったものにアンテナを変更することも雨の日にマンションのBSが映らない際の有効な対策になるでしょう。

ご自身での設置ではなく、そのようなアンテナに対応している業者に依頼して設置してもらうのが一番確実な方法です。

ブースターを使用する

ブースターというのは、アンテナが受信した電波信号を増幅するための機器です。これを使用することで実際にアンテナに届いている電波が弱い状態であってもBS放送を視聴できる・映りを良くすることができます。

ただし、ブースターが効果を発揮するのはアンテナが電波を受信している場合です。アンテナが電波を受信できていないとそもそも増幅する電波信号がない状態ということになりますのでご注意ください。

マンションでBSアンテナを工事する際に気を付けるべきこと

ここまで、雨が降った際にBSが映らなくなってしまう理由とその対処方法についてご紹介いたしました。ここまでご紹介した対策を行えば問題は解決するかと思います。

一軒家の場合は自分の決定で工事を行うことができますが、マンションの場合には許可が必要である場合などもあり確認しなくてはいけないことがあります。

マンションのベランダは法律上は共用部分!管理規約をご確認の上しっかりと許可を

既にBSアンテナを設置されている方は、設置工事をする際に大家さんや管理委員会に許可を取ったのではないでしょうか。例えばアンテナを高耐風モデルのものへ変える際には、工事という扱いになりますので許可申請が必要な場合があります。

仮に許可が必要なのにも関わらず許可を得ずに工事をし、それが管理委員会などの耳に入った場合は工事の中断や原状回復を求められる可能性があります。

お住まいのマンションの管理規約をご確認の上、適切な対応をしてください。

両隣や上階、下階の方へ配慮を忘れずに

BSアンテナを新しいものへ交換する際、あまりそういったことはありませんが大きな音が鳴ってしまう可能性があります。

その音が原因で近隣の方とのトラブルになってしまうことも考えられるため、両隣と下階、可能であれば上階の方にもご挨拶をしておくことをおすすめいたします。

業者によっては現場にお伺いした作業員が近隣の方へ挨拶をしてくれることもあります。

スプレーでの防水加工や防水グッズの使用に許可は必要?

自分で設置したBSアンテナに多少の加工をする程度であれば基本的には許可を取る必要はありません。
ですが、マンションごとによって規定は違いますので念のため確認をしておいた方が良いでしょう。

マンションのBSアンテナ交換はどんな業者に依頼すればいい?

マンションのBSが雨が降ると映らなくなってしまう時の原因・対策・注意事項についてご紹介いたしました。その中でもアンテナの交換(設置工事)をする場合、具体的にどのような業者を選べばいいのでしょうか?

マンションの管理規約をしっかりと読んで対応してくれる業者

マンションでの工事には大家さんや管理組合の許可を取る必要があると解説いたしました。
これは「管理規約の中で工事をする許可」ですので、しっかりとそのマンションの管理規約を理解して工事を行ってくれる業者である必要があります。

万が一管理規約をあまり読まずに工事をしてから違反していることが分かった場合にはトラブルになってしまいます。しっかりと管理規約を理解し、その範囲内で工事を完了する技術力のある業者を選びましょう。

自社管理であること

アンテナを設置する業者の中には、工事を下請けに依頼する形で対応する業者もいます。
この形は中間マージンが発生してしまうため、工事の料金が高くなってしまいます。

また、下請けの施工会社は自社の看板を背負って工事をするわけではないため、手を抜かれてしまう可能性もあります。アンテナの設置で手を抜かれてしまうと、向きなどが最適化されずに、せっかくアンテナを変えても受信状況が全く変わらないということも起こりえます。

以上のことから、自社で管理・施工をする業者に依頼をした方が質のいい工事をしてくれる可能性が高いため、おすすめいたします。

まとめ

この記事では、マンションのBSが雨で映らなくなってしまう原因・対策・気を付けるべきこと・どんな業者を選べばいいのかについて解説いたしました。

ご自宅のBSがなぜ映らないのか、しっかりと原因を特定してから最適な対策をしていきましょう。

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