【地デジの映像乱れ】腐食したアンテナが原因？修理方法と予防法を徹底解説

地デジアンテナの腐食により、映像の乱れや受信不良が発生している場合、早めの対処が必要です。
この記事では、アンテナの腐食の原因や修理方法、今後の対策をわかりやすく解説します。

腐食したアンテナは、安全面でも問題があり高所での作業が必要になるため、自分で対処するのは非常に危険です。
もし作業に不安がある場合や、どこに依頼すべきか迷った場合は、アンテナ工事専門業者にお任せするのが最適です。

住空間本舗では、熟練の職人が在籍しており、迅速に対応、無料見積もりで安心のサービスを提供しております。
映像の乱れを解消し、快適な視聴環境を取り戻したい方は、今すぐお問い合わせください。

ここからは、腐食の原因や修理方法について詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

腐食とはどんな状態？

腐食とは、金属やその他の材料が周囲の環境と化学反応を起こし、外観や機能が損なわれる現象です。
湿気や酸素、化学物質などと反応することで、金属の表面が劣化し、強度や形状が損なわれます。

例えば、鉄が錆びる現象は「湿食」と呼ばれる腐食の一例です。金属だけでなく、セラミックやプラスチックも腐食や劣化を引き起こします。腐食が進行する　と、材料の強度が低下し、使用不可能になることもあるため、早期の対策が必要です。

地デジアンテナが腐食する原因6つ

地デジアンテナが腐食する主な原因を6つご紹介いたします。

地デジアンテナが腐食する原因1：天候不良

雨や雪、台風など天候の影響は、地デジアンテナの腐食を引き起こす主な原因です。強風や豪雪などの物理的衝撃がアンテナ表面に傷がつき、その傷から腐食が進行します。

また、長雨や梅雨時期に湿気や水分に晒されることで、塗装の保護層が剥がれ、金属が酸化しやすくなります。
台風や強風が吹くと、アンテナが揺れたり飛来物がぶつかり、表面に傷がつき腐食が進むこともあります。

地デジアンテナが腐食する原因2：潮風や塩分

海岸近くに設置されたアンテナは、潮風や塩分による腐食が進行しやすいです。潮風や海から吹く塩分を含んだ風が、金属部分に直接影響を与え、腐食を促進します。

海沿いでは空気中の塩分が金属部に付着し、錆びやすくなるため、特に注意が必要です。海岸近くに設置する場合、防錆加工や耐腐食性の高いアンテナを選ぶことが予防策として重要です。

地デジアンテナが腐食する原因3：野鳥の糞

野鳥の糞が地デジアンテナに付着すると、腐食を加速する可能性があります。鳥の糞は酸性であり、アンテナの保護層を侵食し、金属部分を錆びさせる原因になります。特に鳥がよく集まりやすい場所に設置する際は、定期的な清掃を行い、必要に応じて防止対策を施すことが必要です。

地デジアンテナが腐食する原因4：経年劣化

アンテナ本体やその周辺機器は長期間使用されることによって、徐々に劣化します。経年変化が進むと塗装やメッキが剥がれ、金属部分が露出して腐食が加速します。

特に10年以上使用されたアンテナでは、風圧や重量によって金属部分が弱くなり、塗装が剥がれて内部の金属が露出します。この状態では、錆が発生しやすくなり、アンテナの性能が低下します。また、アンテナ周辺の支柱や固定具が錆びることで、その錆がアンテナ本体に伝播してさらなる腐食を引き起こします。

地デジアンテナが腐食する原因5：直射日光

直射日光が当たる場所では、アンテナの塗装が熱で劣化し、保護層が剥がれることがあります。
これにより、金属が酸化し、腐食が進行するため、注意が必要です。
特に夏の強い日差しの下では、この問題が顕著に現れます。
直射日光を避ける設置場所を選ぶことや、UVカット塗装を施すことで塗装の劣化を遅らせることができます。

地デジアンテナが腐食する原因6：地震

地震による揺れは、アンテナにダメージを与え、腐食を引き起こす原因となります。
また、アンテナの継ぎ目やボルトが緩み、水分が侵入することもあり、金属部分に触れると、腐食が進行しやすくなります。
地震後は、アンテナの状態をチェックし、ボルトの緩みを締め直すなどの対策を講じることが大切です。

地デジアンテナの腐食が原因でテレビの写りが悪い場合の対処法

ここからは、テレビの映りが悪い場合の対処法をご紹介いたします。

専門業者に依頼する

地デジアンテナの腐食が原因で映像が乱れる場合、専門業者に依頼することが最も安全で確実な方法です。

腐食によってアンテナの角度が少しずれていた場合、自分で調整しようとすると、危険を伴う上に、適切な調整ができない可能性があります。

業者は専用の機器で角度を正確に調整し、映像の品質を改善できます。さらに、ブースターの増幅幅調整やアンテナ支柱の強度診断も行い、安全性と信号強度を確保します。無理に自分で作業せず、専門業者に依頼して安全かつ確実に対応してもらうことが重要です。

接続部の清掃

アンテナ端子の腐食が原因で映像が乱れる場合、接続部の清掃が効果的です。接続部に酸化膜や汚れが溜まると、信号が途切れやすくなります。

その場合、エタノールを浸した綿棒で汚れを除去し、密封テープで再密封することが有効です。接続部の清掃は、簡単で効果的なメンテナンス法なので定期的に清掃を行いましょう。

ケーブル交換

端子部が緑青化したケーブルは、交換しましょう。ケーブルの端子部が緑青化すると、断線や信号の劣化リスクが高まります。耐候性の高いケーブルに交換することで、信号の劣化を防ぎ、映像の乱れを改善できます。早めに耐候性ケーブルに交換することで、映像の乱れを改善することができます。

ブースター調整

腐食が進んだアンテナでは、信号の減衰が起こりやすくなります。既設のブースターの利得を調整することで、適切な信号強度を維持できます。過剰な増幅によってノイズが発生した場合は、アッテネーターを併用することで、ノイズを減らすことができます。ブースターの調整は、信号の減衰を補い、映像の品質を向上させるために重要です。

地デジアンテナの腐食を防ぐ方法

ここからは今後、地デジアンテナの腐食を防ぐための対策方法をご紹介いたします。

アンテナ工事専門業者の活用と定期点検

地デジアンテナの腐食を防ぐためには、専門業者に任せるのが効果的です。アンテナの設置やメンテナンスには専門的な知識と技術が必要です。アンテナの寿命は通常10年程度と言われていますが、適切な対策を取れば15年以上使うことも可能です。専門業者に頼むことで、アンテナの寿命を延ばし、長期間安心してテレビを楽しむことができます。

また、アンテナは屋外に設置されることが多いため、天候や環境によって劣化が進みます。そこで大切なのが定期点検です。一般的に3〜5年ごとに定期点検を受けることがおすすめです。特に、海沿いなど塩害の影響を受けやすい地域では、3年に一度の点検を目安にするといいでしょう。

防錆コーティング

防錆コーティングは、アンテナの金属部分を守り、腐食を防ぎます。アンテナの金属部分は風雨や塩分、湿気、紫外線などの影響を受けやすく、長期間続くと金属部分が酸化し、腐食が進行します。防錆コーティングを施すことで、アンテナ表面に保護層を作り、これらの外的要因から金属を守ることができます。

潮風にさらされやすい場所では、専門業者による特殊塗料の塗布を検討することで、より強力に金属表面を保護できます。DIYでの処理は簡易的なものになるため、専門業者に依頼することがおすすめです。

ステンレス製アンテナと耐風設計の採用

腐食防止には、ステンレス製やメッキ加工されたアンテナ、そして耐風設計の強化が効果的です。

ステンレスやメッキ加工されたアンテナは、金属部分が酸化しにくく、耐腐食性に優れています。特に海沿いや塩害リスクが高い地域では、ステンレス製や加工を施したアンテナを選ぶことで、長期的に綺麗な状態を保つことができます。また、強風の影響を受けやすい地域では、耐風設計のアンテナを選ぶことで、風による損傷や腐食を防ぐことができます。

設置環境を整える

アンテナを長持ちさせるためには、風雨や直射日光、潮風から守れる設置場所を選ぶことが大切です。アンテナは屋外に設置されることが多いため、天候や環境に影響を受けやすいです。そのため、設置場所を工夫することでアンテナの寿命を延ばすことができます。

可能であれば、屋根裏にアンテナを設置することを検討するのも良いアイデアです。屋根裏に設置することで、風や雨、直射日光からアンテナを守ることができます。

防水カバーの装着

防水カバーを取り付けることで、雨水や湿気からアンテナを守り、腐食を防ぐことができます。特に、湿度が高い地域や雨が多い地域では、防水カバーの効果は絶大です。また、接続部には防水テープを巻き、基部には変成シリコーンを塗布することもおすすめです。

避雷器の設置

避雷器を設置することで、雷によるダメージからアンテナを保護することができます。

雷がアンテナに直撃することで、アンテナが損傷、接続機器が故障することがあります。避雷器を取り付けることで、雷が直撃した際にその電流を地面に逃がし、アンテナや接続機器を守ります。また、落雷による電気的ダメージからさらに保護するために、サージプロテクターを併用することも効果的です。

まとめ

今回は、地デジアンテナの腐食の原因や修理方法、そして今後の対策についてご紹介いたしました。腐食したアンテナは、安全面でも問題があり高所での作業が必要になるため、自分で対処するのは非常に危険です。早く問題を解決するためにも、アンテナ工事専門業者に依頼をしてみてください。

住空間本舗は腐食した地デジアンテナの問題にも対応可能。無料現地調査・お見積もりで自社管理の下修理・対応いたします。

住空間本舗は、群馬県の前橋市に拠点を置き、北関東で住宅リフォームを行っている会社です。歴15年以上のベテラン職人が在籍しており、自社で管理施工することで、余計な中間マージンを削減し、コストを大幅に抑えることが可能となっています。

アンテナ工事はもちろん、地デジアンテナの腐食に対してのご相談や対応も行っております。

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